受験費用の準備ガイド|入試にかかるお金を徹底まとめ

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「受験にいったいいくらかかるの?」と、不安に感じている保護者の方は少なくないのではないでしょうか。受験は学力だけでなく、家計への備えも問われる一大イベントです。この記事では、大学入試を中心に、受験前から入学手続きまでにかかるお金を項目ごとに整理します。「知らなかった」という出費を防ぐために、ぜひ最後までお読みください。

目次

受験費用の全体像を把握しましょう

受験にかかるお金は、大きく「①検定料(受験料)」「②交通費・宿泊費」「③入学手続き費用」の3つに分けて考えると整理しやすくなります。

それぞれが重なり合うタイミングで支出が集中するため、全体の流れを事前に把握しておくことがとても重要です。特に年明け1月から3月にかけては、共通テストの受験から国公立・私立大学の個別試験、合格後の入学手続きまでが短期間に集中します。この時期に「思っていたより費用がかかった」と感じる保護者の方が多いとされています。

まず全体像を頭に入れたうえで、各項目の詳細を確認していきましょう。

検定料(受験料)はどのくらいかかる?

受験費用の中でも、最初に意識したいのが検定料です。

大学入試センターの公式情報(2026年4月時点)によると、大学入学共通テストの検定料は、受験する教科数によって異なります。2科目以下の場合は6,000円、3科目以上の場合は18,000円が設定されています。多くの大学受験生が3科目以上で出願するため、共通テストだけで約18,000円の費用が発生するケースが多いといえます。

次に、国公立大学の個別試験(二次試験)についてです。国立大学協会の情報では、国立大学の個別試験の検定料は一般的に17,000円程度とされています。私立大学は大学ごとに異なりますが、1校あたり30,000〜35,000円程度が目安とされる場合が多いようです。

私立大学を複数校受験するケースを考えると、検定料だけでもかなりの金額になります。仮に私立大学を5校受験した場合、検定料だけで150,000円を超えることも珍しくありません。志望校の数や受験戦略を早めに家族で話し合い、受験校数の目安をつけておくことが家計管理の第一歩といえるでしょう。

交通費・宿泊費は「見えにくい出費」に注意

検定料と同様に重要なのが、試験会場への交通費と宿泊費です。こちらは事前に計算しにくい「見えにくい出費」として、後から家計を圧迫するケースがあるとされています。

地方在住のお子さんが都市部の大学を受験する場合、1回の受験で新幹線や飛行機の往復交通費と宿泊費を合わせて50,000〜100,000円程度かかることもあります。複数の大学を別々の日程で受験する場合は、その分だけ費用が積み重なっていきます。

また、首都圏・近畿圏など都市部在住の場合でも、遠方の国公立大学を第一志望にしている場合は同様に交通費・宿泊費が発生します。さらに、試験直前の宿泊先は受験シーズン中に満室になるケースもあるため、早めの宿泊先確保が必要です。受験スケジュールが固まったら、交通・宿泊の手配と費用の見積もりをセットで進めることをおすすめします。

保護者の方が付き添う場合は、保護者の方の分の交通費・宿泊費も別途かかる点を念頭に置いておきましょう。

合格後の入学手続き費用も忘れずに準備を

受験を無事に乗り越えた後にも、大きな出費が待っています。それが入学手続き時に納める「入学金」と「前期分の授業料」です。

国立大学の場合、文部科学省が定める標準額として入学金は282,000円、年間授業料は535,800円とされています(文部科学省公式情報、2026年4月時点)。私立大学は大学・学部によって幅がありますが、入学金は200,000〜300,000円程度、授業料は年間70万〜120万円程度が目安とされる場合が多いようです。

ここで注意が必要なのが「入学手続きの締め切り」です。私立大学に合格した場合、国公立大学の合格発表よりも前に入学手続きの締め切りが設定されているケースがあります。第一志望の国公立大学を受験中であっても、滑り止めの私立大学の入学金を先に支払わなければならない状況が生じることがあります。

この「ダブル入学金」の問題は、多くの保護者の方が頭を悩ませる点とされています。最終的に国公立大学に進学した場合、先に支払った私立大学の入学金は返還されないのが一般的です。こうした仕組みを事前に理解したうえで、ある程度の予備費を確保しておくことが大切です。

費用の総額と家計への備え方

ここまでの項目を合計すると、受験から入学までにかかる費用は想像以上に大きくなります。国公立大学1校+私立大学複数校を受験するモデルケースで考えると、検定料・交通費・宿泊費・入学金・前期授業料を合わせて、100万円を超えることも珍しくないといえます。

こうした費用に備えるために、いくつかの視点を持っておくことが役立ちます。

1.受験スケジュールが固まる前から、費用の大まかな概算を出しておくことが重要です。志望校ごとの検定料・交通費・宿泊費を書き出すと、全体像が見えてきます。

2.奨学金や教育ローンの活用も選択肢のひとつです。日本学生支援機構(JASSO)の給付型・貸与型奨学金は、入学後の費用をカバーするものですが、入学前に申請手続きが必要なケースもあります。事前に情報収集しておくことをおすすめします。

3.各大学が独自に設けている授業料減免制度や、自治体の教育支援制度も確認してみましょう。文部科学省の公式情報(2026年4月時点)では、大学・高等教育の支援に関する情報が公開されていますので、参考にしてみてください。

家計の準備は早いほど選択肢が広がります。「まだ先の話」と思わず、高校1〜2年生のうちから少しずつ情報を集めておくことが、受験本番での焦りを減らすことにつながるでしょう。

まとめ

受験にかかるお金は、検定料・交通費・宿泊費・入学金・授業料と多岐にわたります。大学入試センターの公式情報(2026年4月時点)によると、共通テストの検定料だけでも3科目以上で18,000円かかるなど、各費用を積み上げると100万円規模になることもあります。「知らなかった」で慌てないよう、受験スケジュールが固まったら費用の一覧表を作ることから始めてみましょう。お子さんの夢を応援するために、保護者の方の「お金の準備」も立派な受験サポートのひとつです。ぜひ今日から少しずつ情報を整理してみてください。

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